色のセレクトショップ Planet Angel

買い付け旅行での様子・見たもの・感じたこと・ひとり旅には付き物の思わぬトラブル・思わぬ出来事・感動など、Planet Angelの視点からお伝えしていきます。

Neue Wache

ウンター・デン・リンデンに、ちょっと奥まった重厚な石造建築があります。

買い付け日はいつも目的地にまっしぐらで、街をブラブラすることがあまりなく、

今まで気がつかなかったけれど、今日は気になって入ってみた。






この日は日差しが強く、まぶしい外から突然薄暗い建物のなかに入ったので最初よく

見えなかったが、広い空間の中央に、何か石碑のようなもの目に入りました。



















その後、鳥肌、、、

死んだ息子を抱きかかえる母親像、ピエタがありました。























光源は、入り口とピエタ像の上の天窓のみ。




























天窓から入ったまぶしい光は、ピエタ像をかすめ、壁に力強くあたり、

くっきりとした光と影を作り出しています。












ここは、ノイエ・ヴァッヘ。

19世紀はじめに衛兵所として、プロイセン王フリードリヒ・ヴィルヘルム3世が

建築家カール・フリードリッヒ・シンケルに設計させた建築です。



1918年にドイツ帝国が崩壊、1931年に建築家ハインリッヒ・テッセノウはプロイセン州

政府から、この建物を第一次世界大戦の戦没者慰霊の場に改造するよう依頼された。

彼は中庭に屋根をかぶせて追悼の場に変え、中央にパンテオンの天窓のような円形の

開口部を設けて館内へ光が降り注ぐようにした。

ノイエ・ヴァッヘはこのときからプロイセン州立戦没者追悼所となった。

ノイエ・ヴァッヘを「戦争と暴力支配の犠牲者のための国立中央追悼施設」
(Neue Wache als zentrale Gedenkstätte der Bundesrepublik Deutschland für die Opfer des Krieges und der Gewaltherrschaft)に改装した。

第一次世界大戦以後のドイツのすべての戦没兵士、空襲の犠牲者や旧ドイツ東部領土の

故郷を追われた避難民など一般市民の犠牲者をはじめ、ドイツと戦ったすべての国の

軍民問わない犠牲者、ナチス・ドイツに殺されたユダヤ人やロマ民族や同性愛者など

すべての人々、ナチスに抵抗して死んだ軍人や民間人なども追悼の対象となっている。

また「戦争と暴力支配の犠牲者」に捧げられた碑文によれば1945年以降の全体主義の

犠牲者も追悼の対象となっており、これは東ドイツ体制下の犠牲者も含むと思われる。

もっとも、加害者と被害者を共に追悼することに異議を唱える者もいる。

改装なったノイエ・ヴァッヘには彫刻家ケーテ・コルヴィッツが第一次世界大戦で死んだ

息子ペーターをイメージして作った1937年の作品「ピエタ(死んだ息子を抱き抱える母親)」

の拡大レプリカが置かれている。

この彫刻は円形の天窓の下にあり、雨風や冬の寒さにさらされ、第二次大戦で苦しんだ

一般人を象徴しているという。


(Wikipediaより)






明るくにぎやかな表通りからは想像できない幻想的な別世界。

わたしは、しばらく建物のなかにたたずんでいました。



外に出れば、また明るい世界。





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